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阪神淡路大震災では、木造2階建てが3階建てよりも多く倒壊しました。地震に弱いと思われていたものだけでなく、あきらかに強度が充分であると思われていた住宅まで倒壊しました。
その後の研究で柱の「ほぞ抜け」が倒壊の大きな原因の一つということがわかってきました。
 ■「ほぞ抜け」とは
地震で加わった力により、柱の上下端が接合部分からすっぽり抜けてしまうことです。支え（柱）を失った住宅の被害はより大きなものになります。
阪神大震災では、建物自体の強い揺れによって壁の破壊よりむしろ柱の方が引き抜かれてしまいました。
足元を強化することが必要なことがわかってきました。 |
 足元を強化するために、かすがいを含め、柱の接合部分の金物は左記のように変化してきましたが、いずれも阪神淡路大震災クラスの激震の際のほぞ抜けには耐えられるものではありませんでした。
2000年6月にもともと主に3階建てとして強力な接合力を持つホールダウン金物が新築の2階建てにも義務付けられました。それ以前に建てられた家は、ホールダウン金物が付いていません。また、ホールダウン金物は新築用のため住んでいる家につけるのはできないのです。
通常、耐震補強は耐震壁を増やす方法や、外壁に大きな耐震用の金具を取り付ける方法が主流です。しかし、大掛かりでコストが高いことが難点です。
そのために、木造住宅の耐震補強をあきらめている方が多い現状があります。実際に、耐震診断を行い補強のための見積の金額をみて、愕然とした。というお話も聞きます。 |
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今住んでいる家につけられて、サビたり家を傷めたりせず、的確に耐震補強できる、金具より低コストの方法です。
◆ARS（アンカーロープ補強）工法
 このロープだけで補強できるの？と、ちょっと不思議に思いますよね。
このアンカーロープは、すごい力をもったロープです。素材は「ケブラー繊維」といって高耐久、高強度でありながら軽量なハイテク繊維です。
そのため、光ファイバーケーブルや防弾服、耐熱手袋などにも使われています。さらに住宅に使っても金属と違って熱を伝えにくいため、結露によるサビや柱の腐りに対する心配がまったくありません。
その強度は、ロープ1本で3トントラックを吊り上げるほどです。
ロープが抜ける心配はありません。引っ張られる力に強く、ロープの特性をもっともっと生かせる角度で柱と基礎をしっかりつなぎます。
さらに、ロープの強度を支える接着剤もとても強力なものです。「エポキシ樹脂」といって、鉄筋コンクリート造建物のひび割れ、補修に古くから利用されています。また、ケブラー繊維とエポキシ樹脂を使用した工法は、高速道路や鉄道の高架橋脚の補強、鉄筋コンクリート造建物の補強などにも広く使われています。
ARS工法は、建設大臣認定（現国土交通省）の「建築物等の保全技術・技術審査証明」を取得しております。 |
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■コストについて
通常の一般住宅ですと、およそ15〜20箇所の補強個所が予想されます。
なんと、1箇所につき25,000円です！浴槽部は基礎以外にブロックがある場合があるので35,000円になることもございます。
※建物の大きさにより、ロープの使用本数も変わってまいります。
※上記料金には、仕上げ料金は含まれておりません。
■工期について
およそ2〜3日と短工期で行なえます。また、外装の工事となりますので、住みながらの工事が行なえるメリットがあります。
耐震壁補強に比べると（当社比）、コストはおよそ5分の1から6分の1です。
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■ARS工法と施工の流れ |
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ARS工法についてもっと知りたい！方には、資料をお送りいたしております。
お気軽にご連絡ください。
055-979-4565 |
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当社では、ARS工法の他にも壁の耐震性を高める工法もございます。
もちろん、ARS工法と併せて施工することもできますので、お気軽にご相談ください。 |
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■木造住宅耐震補強金具 UYロッド
ＵＹロッドとは・・・
熟練した技術を持つ伊勢の職人が長年の施工経験から開発した、木造住宅耐震補強金具です。その耐震性能は、公的機関による強度試験で証明され、複数の特許も取得。優れた強度と高い信頼性で、数多くの実績を誇っています。
内・外両面から施工が可能で、新築にも対応。短期間で施工を実現します。
土台の強度が弱い場合、直接基礎に据え付ける埋め込みUYアンカーナット（特許申請中）が力を発揮します。
2階より上の構造の強度アップも可能。豪雪地帯での積雪対策にも有効です。
柱や梁に金具取付用の穴を多くあける改修補強では、柱や梁の強度を弱めることになります。UYロッドは他製品より少ない穴で取り付け可能です。
UYロッドは既存の筋交いを利用し、縦に2本、斜めに1本取り付けることにより縦揺れと横揺れに対応し、柱や筋交いの引き抜きを防止し、圧縮を吸収します。
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